ヘルツォーグ&ド・ムーロンによる、イギリス・ロンドンの、ロイヤル・アカデミー・オブ・アーツでの建築展「Herzog & de Meuron」です。
建築家と密接に協働して企画された展覧会です。会場は、建築の制作過程と体験におけるアイデアを探求する3つの空間で構成されています。カビネットから移設した模型等・建築作品での日常を主題とする映画・最新作の病院のモックアップ等を展示しています。展覧会の公式ページはこちら。
2つ目の部屋は映画スペース。中央の大型スクリーンでは、スイスのバーゼルにあるH&dMのプロジェクト「REHAB Clinic for Neurorehabilitation and Paraplegiology」での日常生活を描いた、著名な映像作家ベカ&ルモワンヌによる新作映画の編集版が上映されています。スクリーンの反対側には、スクリーンの反対側には、H&DMのプロジェクトを占めて探索する人々の観察に基づいたフィルム・インスタレーションがあります。
ドットアーキテクツによる、TOTOギャラリー・間での建築展「POLITICS OF LIVING 生きるための力学」の会場写真です。
分業制の建築の枠組みを越えて実践する建築家の展示です。建築家は、自らが主張する“小さな自治空間”を生み出す“生きるための力学”を社会変革の鍵として提示する事を試みています。また、全ての人が建築の創造に能動的に関わる可能性を見せることも意図されています。会期は、2023年5月18日~2023年8月6日。展覧会の公式サイトはこちら。
また、2023年6月2日に東京都千代田区のイイノホールで行われる講演会の参加者も募集中(申込締切:2023年5月21日)。
TOTOギャラリー・間では、「ドットアーキテクツ展 POLITICS OF LIVING 生きるための力学」を開催します。
本拠地の大阪・北加賀屋の「千鳥文化」(2017年~)では、設計だけでなく運営にも携わっています。こうした具体的な場の創出に、現実に柔軟に対応しながら継続的に関わり続けていくことで、そこにふさわしい場所が徐々に立ち上っていきます。それら彼らが「小さな自治空間」と呼ぶものを生み出す力学(POLITICS OF LIVING)こそが、現状を突破し社会を変革する鍵だとしています。