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日建設計CGスタジオ展「Visualize⁺ 建築を伝えるちから」が開催

日建設計CGスタジオ展「Visualize⁺ 建築を伝えるちから」が開催

日程

日建設計CGスタジオ展「Visualize⁺ 建築を伝えるちから」が開催されます。会期は2019年9月30日~11月29日まで。場所は日建設計東京ビル 1階ギャラリーです。

建築CGは、多くのデータ、デザイン、表現手法などがレイヤーのように集積して構築されます。
現実に未だ存在していない建物の姿そのものや、そこから生まれる新たなアクティビティを、建物に係わる様々な人々にリアルに可視化して伝えることができるコミュニケーションツールです。
日建設計CGスタジオは、ビジュアライゼーションの専門家集団として、高品質なCGを生み出し、新しいCGの可能性に挑戦し続けてきました。
多種多様な表現や技術、さらに制作の裏側まで、本企画展でしか見ることのできない、CGスタジオが描く建築の世界「Visualize⁺」を、ぜひご覧ください。

会期 2019年9月30日(月)~2019年11月29日(金) 9:10-17:00(月-金)
休館日 土日祝日 10月12日(土)、19日(土)、11月9日(土)、23日(土) のみ10:00-17:00開館
入場 無料
会場 日建設計東京ビル 1階ギャラリー(東京都千代田区飯田橋2-18-3)
問合せ 日建設計 広報室 webmaster@nikken.jp tel.03-5226-3030

JIA新人賞2019の一次審査通過作品が公開。2019年10月12日には公開2次審査が開催

JIA新人賞2019の一次審査通過作品が公開。2019年10月12日には公開2次審査が開催されます。

JIA新人賞2019の1次審査が行われ、下記の10作品が2次審査・公開審査に選ばれました。
2次審査・公開審査は、10月12日(土)13:30から建築家会館1階ホールにて開催いたします。どなたでも参加可能ですので、奮って、ご参加ください。なお参加希望の方は、会場の準備もありますので、メール(rkikuchi@jia.or.jp)か、FAX(03-3408-7129)で、氏名、所属先名、連絡先を明記の上、お申込みください。

【JIA新人賞2019 1次審査通過リスト】
No.012 「Hat Hhouse -生きていく 住まい-」
阿曽芙実(阿曽芙実建築設計事務所)
No.022 「古澤邸」
古澤大輔(リライト_D/日本大学理工学部建築学科)
No.026 「新潟の集合住宅Ⅲ/ザ・パーク一番堀」
細海拓也(細海拓也一級建築士事務所)
No.047 「コロナ電気 新社屋工場 1+2期」
井坂幸恵・田邉雄之(bews/㈲ビルディング・エンバイロメント・ワークショップ一級建築士事務所)
No.050 「Maebashi Shed 2」
高濱史子・高濱吉徳(+ft+/高濱史子建築設計事務所)
No.055 「弦と弧」
中山英之(㈱中山英之建築設計事務所)
No.059 「TENTOSHI」
神田篤宏・佐野もも(コンマ、一級建築士事務所 comma)
No.065 「houseA / shopB」
木村吉成・松本尚子(木村松本建築設計事務所)
No.071 「アパートメントハウス」
高橋一平(高橋一平建築事務所)
No.072 「SPACESPACE HOUSE」
香川貴範・岸上純子(SPACESPACE一級建築士事務所)

ギャラリー間で始まった建築展「アーキテクテン・デ・ヴィルダー・ヴィンク・タユー展 – ヴァリエテ/アーキテクチャー/ディザイア」の会場写真
ギャラリー間で始まった建築展「アーキテクテン・デ・ヴィルダー・ヴィンク・タユー展 – ヴァリエテ/アーキテクチャー/ディザイア」の会場写真 photo©japan-architects.com

ギャラリー間で始まった建築展「アーキテクテン・デ・ヴィルダー・ヴィンク・タユー展 – ヴァリエテ/アーキテクチャー/ディザイア」の会場写真が28枚、japan-architects.comに掲載されています。
以下は公式サイトによる概要。ギャラリー間の別ページには、日本語で彼らの活動を紹介するページもあります。

ADVVTは、自分たちがコントロールできない偶然性や既存条件も積極的に設計に取り入れながら、予算の多寡や新築・改修といった条件にとらわれず、多彩な空間を生み出してきました。
代表作のひとつ「カリタス」(2016年)は、取り壊しが進んでいた19世紀の精神科病棟の改修プロジェクトで、医師や療法士、患者とのディスカッションを重ね、屋根すら撤去されていた既存建物に温室を挿入し補修を行っただけで、多様な用途に応える開放的な空間を生み出しました。このプロジェクトを紹介した2018年のヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展では、時間をかけて建築と向き合う態度が、建築の未来それ自体を開かれたものにするという理解を得て、銀獅子賞を受賞しました。
教育も設計活動の重要な一部分と考えているADVVTは、本展覧会のためにこの春、東京工業大学においてワークショップを実施しました。ADVVTの作品のコンセプトを学生が読み解き、そのコンセプトを再解釈し、日本というコンテクストに挿入する際にどのように設計に反映されるかを探究することで、ベルギーと日本のコンテクストの相違だけでなく、普遍的な建築のエッセンスを抽出しようとしています。
会場ではワークショップで制作した模型やドローイングを交え、柔軟な発想で与条件をポジティブに転換するADVVTの作品と、彼らのまなざしをぜひご覧ください。

MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIOによる、東京・豊島区の寺院「松栄山仙行寺」
MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIOによる、東京・豊島区の寺院「松栄山仙行寺」 photo©Eiji Kitada/北田英治

MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIOが設計した、東京・豊島区の寺院「松栄山仙行寺」です。また、2019年10月4日~10月14日の期間、こちらの建築にて建て替えに注目した展覧会「仙行寺本堂建替え 記憶の交差としてのアーカイブ」が開催されます。詳細は本記事の末尾をご確認ください。

プログラムは以前からあった寺(本堂)に加えて機械式納骨施設を含んだ、いわば寺と墓地の立体的な積層体であり、大きなボリュームとなることは避けられない。そこで思い至ったのは「山寺」という考え方である。比叡山延暦寺、身延山久遠寺など、いつも寺は山をその名に戴いている。山そのものが信仰の対象でもあるかのように、風景としても寺の背後には常に山が控えていて、それらは対をなしている。立体的な寺/墓地は大ボリュームとなって都市景観中に現れるのだから、むしろその大きさを生かし緑の山塊として、「寺のような、山のような」存在としてしまおうと考えたのである。

建築家によるテキストより
ヒルサイドテラスの50周年記念で展示や、槇文彦・妹島和世・西沢立衛・隈研吾・藤森照信らが出演するイベントが開催

ヒルサイドテラスの50周年記念で展示や、槇文彦・妹島和世・西沢立衛・隈研吾・藤森照信らが出演するイベントが開催されます。
以下は抜粋です。

01. Exhibition
記念展覧会「HILLSIDE TERRACE 1969-2019 ―アーバンヴィレッジ代官山のすべて―」

朝倉家、ヒルサイドテラスの150年にわたる歩みを、ジオラマ、映像、写真、パネル等によって、建築、まちづくり、文化事業、商業活動等、様々な角度から照らし出す。
会期:2019年11月9日(土)~12月8日(日)月曜休 入場無料
11:00~19:00(金曜は20:00まで)
会場:ヒルサイドフォーラム、エキジビションルーム

3. Opening Symposium
オープニング・シンポジウム「ヒルサイドテラスはなぜ50年たっても古くならないのか」

ヒルサイドテラスが今も生き生きとあり続ける理由を、様々な角度から探る。
日時:2019年11月9日(土)15:00~17:00
会場:ヒルサイドプラザ
出演:槇文彦、門内輝行、北川フラム、妹島和世+西沢立衛/SANAA
料金:一般2,000円/学生1,500円 ※要予約

OMAとの協同で知られるペトラ・ブレーゼの講演会が、東大で開催

OMAとの協同で知られるペトラ・ブレーゼの講演会が、東京大学で開催されます。開催日は2019年9月26日。ペトラによる2011年3月の東大のレクチャー時にはレム・コールハースが聴講に訪れたそうです。こちらにその際のまとめがあります

日時:9月26日(木)19:00~20:30(開場18:30)
会場:東京大学 工学部1号館 room 15

磯崎新の建築展「磯崎新の謎」が、大分市美術館で開催

磯崎新の建築展「磯崎新の謎」が、大分市美術館で開催

日程

磯崎新の建築展「磯崎新の謎」が、大分市美術館で開催されます。会期は2019年9月27日~11月24日。2019年11月16日には磯崎新も参加する講演会「大分という地霊(ゲニウス・ロキ)について(仮題)」も行われます(申し込みは9/30まで)。

大分市が誇る建築家・磯崎新(1931~)は建築の枠を超え、思想、美術、デザインなど多岐に渡る分野でも活躍する世界的にも稀有な存在です。本展では、展示室を2つのテーマに分け、それぞれのテーマに一貫する磯崎の思考を紐解きます。一つは、東西文化を融合させた独自の空間を作り上げた過程を建築模型に加えて、多くが日本未公開のインスタレーションにより示し、その思想に迫ります。もう一方では、活動初期の60年代から現在に至るまでの都市計画を紹介し、各計画に共通する磯崎の論理を追います。半世紀以上にわたり、あくなき挑戦を続ける磯崎の姿勢を映し出す、意欲的な展覧会です。

アーティスト・武田鉄平による展覧会「Paintings of Painting」が、MAHO KUBOTA GALLERYで開催中
アーティスト・武田鉄平による展覧会「Paintings of Painting」が、MAHO KUBOTA GALLERYで開催中《絵画のための絵画018》2019 年、キャンバスにアクリル絵具、油絵具、91x72.7cm ©︎Teppei Takeda / MAHO KUBOTA GALLERY

アーティスト・武田鉄平による展覧会「Paintings of Painting」が、MAHO KUBOTA GALLERYで開催されています。会期は2019年10月12日まで。

MAHO KUBOTA GALLERY では9月3日より武田鉄平の個展「Paintings of Painting」を開催いたします。約10点のポートレイト絵画を展示いたします。
山形のアトリエで人知れずおよそ10年に渡り自分の信じる絵画を求めて絵筆を握っていた孤高のアーティスト、武田鉄平の作品は2016年の夏に山形駅から程近いとんがりビルの多目的スペース「KUGURU」での初個展をきっかけに世に知られることとなりました。特別な広報活動がなかったにもかかわらず、展示された10点の肖像画のインパクトは個展を見た人々の間から徐々に広がりを見せ、遠くから山形に足を運んで作品を鑑賞する人たち、そして作品をコレクションする人たちへと、大都市を中心とする情報に重心が偏りがちな日本のアートシーンではあまり例のない展開を見せてゆきます。

ヘザウィック・スタジオの展覧会が、2020年4月に日本で開催

ヘザウィック・スタジオの展覧会が日本で開催されます。会場は「六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー・スカイギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階)」、会期は2020年4月8日~6月14日。「#トーマス・ヘザウィック」から過去の紹介記事を閲覧できます。建設が進められているGoogle新本社の設計でも知られています(BIGと共同)。

デジタルテクノロジーが発展し、日常生活に浸透するにつれて、周囲の環境や他者との関わり方も劇的に変化してきました。このような時代、私たちの感情を他者と繋げる共感を公共空間にもたらすことは可能なのでしょうか?

トーマス・へザウィック(1970年、英国生まれ)率いるヘザウィック・スタジオ(1994年創設)は、ロンドンを拠点に世界各地で革新的なプロジェクトを手掛けるデザイン集団です。ものや場所の歴史を理解し、多様な素材を研究し、伝統的なものづくりの技術に敬意を表しながら、最新のエンジニアリングを駆使する。そのなかで自然環境と対話し、大きな空間もヒューマンスケールに還元しながら、目の覚めるようなアイディアを実現してきました。

本展では、同スタジオの主要プロジェクトを、「ひとつになる」、「みんなとつながる」、「彫刻を体感する」、「都市空間で自然を感じる」、「古い建物を未来へつなげる」、「遊ぶ、使う」という6つの観点から掘り下げます。人間の心を動かす優しさ、美しさ、知的な興奮、そして共感をもたらす建築とは何か? へザウィック・スタジオの取り組みからこの問いを探ります。

西沢立衛の講演も行われる、西沢立衛の第5回「吉阪隆正賞」授賞式・記念シンポジウムが開催

西沢立衛の講演も行われる、西沢立衛の第5回「吉阪隆正賞」授賞式・記念シンポジウムが開催されます。開催日は2018年11月18日。要事前申し込み。入場無料。

■日時 2019年11月18日(月) 18時00分~20時30分(17時30分開場)
■会場 アテネ・フランセ4階ホール
    (「水道橋駅」から徒歩5分「御茶ノ水駅」から徒歩7分)
    (会場地図:http://www.athenee.net/culturalcenter/access.html
■プログラム
 1)授賞式 (18時00分~18時30分)
 2)記念講演(18時30分~19時30分)
   講演者:西沢立衛
 3)フリーディスカッション(19時30分~20時30分)
   コメンテーター:内藤廣/北山恒/後藤春彦/田中滋夫/中谷礼仁/藤井敏信
■主催 吉阪隆正賞実行委員会
■共催 早稲田都市計画フォーラム
■参加申し込み 事前申し込みを推奨します(定員130名)
事前登録フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScYJV_Ki8bUZhKsnzUAFhum-gKUT_1QZkRaDyE2NjSJfqnSYA/viewform?usp=sf_link
■入場料 無料

設計者の一人で館長の青木淳が解説する、「京都市京セラ美術館」の特別見学会が開催

設計者の一人で館長の青木淳が解説する、「京都市京セラ美術館」の特別見学会が開催されます。開催日は2019年11月16日。要事前申し込み。「京都市京セラ美術館」は既存の京都市美術館を改修したもので2015年8月に青木淳・西澤徹夫設計共同体が設計プロポで受託候補者に選ばれていました。審査当時の、青木・西澤による提案書はこちらで閲覧可能。また2019年4月に、設計者の青木が館長を務めることが公開されていました。その際の青木のコメントはこちらで。正式なリニューアルオープンは2020年3月21日。

近代建築として高く評価されている建物の意匠を保存・継承しつつ,現代的な機構を加えて,どのように生まれ変わったのかを,基本設計者でもある青木館長が解説。その後,参加者に館内を自由見学していただきます。

⑴ 日時:令和元年11月16日(土曜日)
  ア 午後3時30分~午後4時55分 イ 午後4時20分~午後5時45分
⑵ 会場:京都市京セラ美術館
⑶ 募集人数:各回200名(多数抽選)
⑷ 主な内容:ガイダンス,館長によるレクチャー,建物内見学
⑸ 参加費:無料
⑹ 問合せ・申込先

10月1日(火曜日)~20日(日曜日)に,「京都いつでもコール」へ電話,FAX又は電子メール(「京都いつでもコール」のホームページから)でお申し込みください。
当選者には,10月下旬に郵送で通知します。
TEL:075-661-3755,FAX075-661-5855
※ おかけ間違いにご注意ください。
※ お申し込みの際は,イベント名,希望時間,参加者全員の氏名・フリガナ(1申込みにつき2名まで),郵便番号・住所,電話番号をお伝えください。

ギャラリー間での次回の展覧会「増田信吾+大坪克亘展 それは本当に必要か。」の概要が公開

ギャラリー間での次回の展覧会「増田信吾+大坪克亘展 それは本当に必要か。」の概要が公開されています。現在行われているのは「アーキテクテン・デ・ヴィルダー・ヴィンク・タユー展」です。
以下、公式の概要です。会期は2020年1月16日~3月22日。

TOTOギャラリー・間では、独自性に富んだ建築作品を生み出している若手建築家ユニット 増田信吾+大坪克亘の個展「それは本当に必要か。」を開催いたします。

たった1枚の住宅の塀から設計活動を始めたふたりは、その後、初期の代表作「躯体の窓」、また、「リビングプール」においては「第32回吉岡賞」を受賞するなど高い評価を受け、建築界の注目を集めました。
彼らは、敷地のなかで「場」に大きく影響する境界や窓、躯体、基礎といった部位に着目し、大胆な解決方法を提示します。その際、そこで営まれる生活や周辺環境に対しても細やかな「観察」と「診断」をおこない、設計すべき対象を見極めて適切な「計画」へと導いて行きます。その行為からは、恣意的なものを排除して客観的に対象と向き合おうとする、ふたりの設計に対する純粋な姿勢がうかがえます。
その過程を経ているからこそ、周囲と溶け込みながらも強い存在感を与える彼らの建築は、私たちの既成概念をくつがえし、日頃見慣れた風景が違って見えるような新鮮な感動を与えてくれるのです。

  本展覧会では、増田信吾+大坪克亘の初期の作品から「始めの屋根」、「街の家」、「つなぎの小屋」、「庭先のランドマーク」などの近作までの設計過程を敷地模型やモックアップにより紹介します。本当に設計すべきことをどのように見出し、環境の中で定着させていくのか、彼らの探求の軌跡をご覧ください。
(TOTOギャラリー・間)

御手洗龍による、プリズミックギャラリーでの建築展「New Nature」の会場写真
御手洗龍による、プリズミックギャラリーでの建築展「New Nature」の会場写真 photo©japan-architects.com

御手洗龍による、プリズミックギャラリーでの建築展「New Nature」の会場写真が10枚、japan-architects.comに掲載されています。
以下は展覧会公式の概要です。

住宅から公共まで様々なプロジェクトが進行する中、本展覧会を通し、今考えていることを切り取ってかたちにしてみました。自然と人工が融和し、さらにそれ自身が生きた新しい環境をつくり出していく、そんな建築をめざします。そこに生き生きとした場をつくり出す新しい幾何学を発見していきます。

【展覧会概要】
会期|2019.9.7(土)~ 2019.10.26(土)
開廊時間|平日10:00 ~ 18:00
     土日祝13:00 ~ 18:00
入場料無料

阿野太一の撮影による「瀬戸現代美術展2019」
阿野太一の撮影による「瀬戸現代美術展2019」 photo©阿野太一 / 写真提供 瀬戸現代美術展2019
阿野太一の撮影による「瀬戸現代美術展2019」 photo©阿野太一 / 写真提供 瀬戸現代美術展2019

阿野太一の撮影による「瀬戸現代美術展2019」です。会期は2019年10月14日まで。展覧会の公式サイトはこちら

「せともの(瀬戸物)」という言葉とともに古くから窯業の街として知られてきた愛知県瀬戸市。この街には近年、陶芸家に限らず多くのアーティストたちが移り住んできています。
その背景にあるのは窯業関連の工房や倉庫をアトリエとして転用できたことですが、この変化は同時に「ものづくりの街」という伝統の持続でもあります。その「変化と持続」とはどのようなものか、瀬戸ゆかりのアーティストによる作品を通じて探っていこうという展覧会です。

会場となる瀬戸サイトは、日本で唯一の国立陶磁器試験所として瀬戸を中心とする陶磁器業界の発展に深く関わってきた旧名古屋工業技術試験所瀬戸分室。この瀬戸の歴史を象徴するとも言える場所で、街の過去と未来をつなごうとする時、どのような風景が広がって見えるでしょうか。

公式概要より
スティーブン・ホールの建築展「Making Architecture」が建築倉庫ミュージアムで開催
スティーブン・ホールの建築展「Making Architecture」が建築倉庫ミュージアムで開催

スティーブン・ホールの建築展「Making Architecture」が建築倉庫ミュージアムで開催されます。会期は2019年11月8日~2020年1月18日です。2019年11月12日には、ホールの講演会も企画されているそうです。

アメリカを代表する建築家、スティーブン・ホールは72歳になった現在も、ニューヨークと北京にオフィスを構えながら精力的に活動を続けており、世界中で多くのプロジェクトが進行しています。ホールの設計の源は、毎朝描かれる水彩画であり、愛用する5”x7”(約12.7cm×17.8cm)のスケッチブックに描かれた水彩画はのべ3万枚を超えます。水彩画のイメージを基にし、3Dモデリングツールによってスタディされ、模型が制作され、またスケッチに戻る。原初的なアプローチと最先端デジタルツールの双方を駆使し、検討を繰り返すというプロセスからホール独自の建築が生み出されてきました。
この展覧会では、上海展から追加された6作品を含め、ホールの近作17作品を中心に、100点を超えるドローイングのほか、スタディ模型、プレゼンテーション模型、建築図面や映像など、のべ150点が日本初展示されます。模型とドローイングによるスタディを繰り返し、ホールがどのようにアイデアから実作に進めていくかのメイキング(プロセス)を垣間見ることができます。
『Making Architecture』、建築をつくる、そのシンプルかつ信念に溢れるホールの手法と、建築家がこだわり続ける創作の姿勢を是非ご覧ください。
なお、会期中の11月12日(火)には明治大学アカデミーホールにて、スティーブン・ホール特別来日講演会を開催いたします。

以下に、ホールのスケッチやニューヨークでの展示の写真を掲載します。

西沢立衛と塚本由晴の対談が、エルメス主催のネットラジオで放送

西沢立衛と塚本由晴の対談が、エルメス主催のネットラジオで放送されます。放送時間は2019年9月14日17:00-18:00。リンク先ページから視聴できるようになるようです。今のところアーカイブの公開はないようです。
建築系のプログラムとして、中山英之の登場する番組もあります(こちらは2019年9月14日7:00-8:00の放送)。

同じ時代に生き、世界を経験し、互いに認め合いながらそれぞれの考える「建築」を続けてきた塚本由晴さんと西沢立衛さん。世界的建築家であるお二人が影響を受けてきた人、世界で見てきた価値観を変える建築、大好きな音楽やアートについて、また、お二人が考えるこれからの夢について語り合います。

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