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SHARE フランク・ゲーリーとルイ・ヴィトンがコラボしたハンドバッグのコレクションが公開。ゲーリーのキャリアにおける重要な3つのテーマ「建築とフォルム」「素材の探求」「動物」を軸としてデザイン
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フランク・ゲーリーとルイ・ヴィトンがコラボレーションしたハンドバッグのコレクションが公開されました。それぞれの製品は、ゲーリーのキャリアにおける重要な3つのテーマ「建築とフォルム」「素材の探求」「動物」を軸としてデザインされています。2023年12月8日から10日まで一般公開されるアート・バーゼル・マイアミ・ビーチで発表されました。
その他の写真は以下に掲載します。
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ゲーリーによる作品が展示される特別デザインのブースは、ゲーリー独自の美学とフォルムに対する絶え間ない実験を表現するものとなっているとのこと。ルイ・ヴィトンとのコラボレーションによるバッグに加え、ゲーリーのデザインプロセスにおいて常に中心的な役割を果たしてきた木材や厚紙による模型なども同時に展示されている。
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それぞれのバッグには、ゲーリーのデザインと、ルイ・ヴィトンの手仕事や匠の技のユニークな融合が表現されている。
香水ボトルから着想を得たガラスのような樹脂製の花びらが特徴的な「カプシーヌ・MINIブロッサム」や、寄木細工の技術を用いてレザーを1枚1枚つなぎ合わせた「カプシーヌ MM フローティング・フィッシュ」、3Dセメント効果のスクリーンプリントによりゲーリーの建築物を彷彿させる素材感をバッグのカーフスキンに施した「カプシーヌ MM コンクリート・ポケット」に、それが見て取れる。(それぞれのバッグの写真はこちらのページで閲覧が可能)
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また、ゲーリーがルイ・ヴィトンのために手掛けたプロジェクトやアート作品が多数展示される他、ゲーリーに加え、川久保玲やシンディ・シャーマンなどを含む6組のクリエイターが参加して行われた「Celebrating Monogram」の為のスケッチなども展示しているそうだ。
建築的なアイデアとブランドのクラフトマンシップが融合した作品といっても過言ではないバッグは、こちらのリンク先から閲覧可能となっている。