岡田宰 / 2id Architectsによる、愛媛の店舗「JINS 西条店」。ロードサイドの眼鏡店の計画。多店舗展開の建物への“地域性”と“土着性”の付与を目指し、エリア名産の“柿”で作られる“柿渋”を外壁に使用。
什器には合板と金属を用いて“カジュアル”と“洗練”を同時に表現 photo©志摩大輔
岡田宰 / 2id Architectsによる、愛媛の店舗「JINS 西条店」。ロードサイドの眼鏡店の計画。多店舗展開の建物への“地域性”と“土着性”の付与を目指し、エリア名産の“柿”で作られる“柿渋”を外壁に使用。
什器には合板と金属を用いて“カジュアル”と“洗練”を同時に表現 photo©志摩大輔
岡田宰 / 2id Architectsによる、愛媛の店舗「JINS 西条店」。ロードサイドの眼鏡店の計画。多店舗展開の建物への“地域性”と“土着性”の付与を目指し、エリア名産の“柿”で作られる“柿渋”を外壁に使用。
什器には合板と金属を用いて“カジュアル”と“洗練”を同時に表現 photo©志摩大輔
岡田宰 / 2id Architectsの基本設計と内装設計よる、愛媛の店舗「JINS 西条店」です。
ロードサイドの眼鏡店の計画です。建築家は、多店舗展開の建物への“地域性”と“土着性”の付与を目指し、エリア名産の“柿”で作られる“柿渋”を外壁に使用しました。また、
什器には合板と金属を用いて“カジュアル”と“洗練”を同時に表現する事を意図しました。店舗の公式ページはこちら。
愛媛県西条市に位置する、アイウエアブランドJINSのロードサイド店舗の計画である。
本計画では、多店舗展開するロードサイド店舗としていかに地域性を持ち、土着的なアプローチでデザインできるかを考えた。
外壁には西条市の名産である柿から作られる「柿渋」を利用した。柿渋は古くから防腐・防水塗料として建築材料として使われている。日光が当たると、徐々に色が濃く変化していき、耐久性が向上していく。
時間の経過に合わせて建物の表情が少しずつ変化していき、長い時間を掛けて地域と共に歩んでいける、そんな建築を目指した。
什器には一般的にも馴染みがあるラーチ合板をメインの素材として使用した。ラフな質感を持つ素材と対比して、丁寧にデザインされたメガネがより際立つようにデザインした。素材感によって商品が手に取りやすい、カジュアルさを与え、一方で端部や角の処理、金物との組み合わせなどのディテールのデザインによって、同ブランドのもつ洗練されたデザイン性を同時に表現している。
以下の写真はクリックで拡大します
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岡田宰 / 2id Architectsによる、愛媛の店舗「JINS 西条店」。ロードサイドの眼鏡店の計画。多店舗展開の建物への“地域性”と“土着性”の付与を目指し、エリア名産の“柿”で作られる“柿渋”を外壁に使用。
什器には合板と金属を用いて“カジュアル”と“洗練”を同時に表現 photo©志摩大輔
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岡田宰 / 2id Architectsによる、愛媛の店舗「JINS 西条店」。ロードサイドの眼鏡店の計画。多店舗展開の建物への“地域性”と“土着性”の付与を目指し、エリア名産の“柿”で作られる“柿渋”を外壁に使用。
什器には合板と金属を用いて“カジュアル”と“洗練”を同時に表現 photo©志摩大輔
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岡田宰 / 2id Architectsによる、愛媛の店舗「JINS 西条店」。ロードサイドの眼鏡店の計画。多店舗展開の建物への“地域性”と“土着性”の付与を目指し、エリア名産の“柿”で作られる“柿渋”を外壁に使用。
什器には合板と金属を用いて“カジュアル”と“洗練”を同時に表現 photo©志摩大輔
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岡田宰 / 2id Architectsによる、愛媛の店舗「JINS 西条店」。ロードサイドの眼鏡店の計画。多店舗展開の建物への“地域性”と“土着性”の付与を目指し、エリア名産の“柿”で作られる“柿渋”を外壁に使用。
什器には合板と金属を用いて“カジュアル”と“洗練”を同時に表現 photo©志摩大輔
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岡田宰 / 2id Architectsによる、愛媛の店舗「JINS 西条店」。ロードサイドの眼鏡店の計画。多店舗展開の建物への“地域性”と“土着性”の付与を目指し、エリア名産の“柿”で作られる“柿渋”を外壁に使用。
什器には合板と金属を用いて“カジュアル”と“洗練”を同時に表現 photo©志摩大輔
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岡田宰 / 2id Architectsによる、愛媛の店舗「JINS 西条店」。ロードサイドの眼鏡店の計画。多店舗展開の建物への“地域性”と“土着性”の付与を目指し、エリア名産の“柿”で作られる“柿渋”を外壁に使用。
什器には合板と金属を用いて“カジュアル”と“洗練”を同時に表現 photo©志摩大輔
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岡田宰 / 2id Architectsによる、愛媛の店舗「JINS 西条店」。ロードサイドの眼鏡店の計画。多店舗展開の建物への“地域性”と“土着性”の付与を目指し、エリア名産の“柿”で作られる“柿渋”を外壁に使用。
什器には合板と金属を用いて“カジュアル”と“洗練”を同時に表現 photo©志摩大輔
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岡田宰 / 2id Architectsによる、愛媛の店舗「JINS 西条店」。ロードサイドの眼鏡店の計画。多店舗展開の建物への“地域性”と“土着性”の付与を目指し、エリア名産の“柿”で作られる“柿渋”を外壁に使用。
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岡田宰 / 2id Architectsによる、愛媛の店舗「JINS 西条店」。ロードサイドの眼鏡店の計画。多店舗展開の建物への“地域性”と“土着性”の付与を目指し、エリア名産の“柿”で作られる“柿渋”を外壁に使用。
什器には合板と金属を用いて“カジュアル”と“洗練”を同時に表現 photo©志摩大輔
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岡田宰 / 2id Architectsによる、愛媛の店舗「JINS 西条店」。ロードサイドの眼鏡店の計画。多店舗展開の建物への“地域性”と“土着性”の付与を目指し、エリア名産の“柿”で作られる“柿渋”を外壁に使用。
什器には合板と金属を用いて“カジュアル”と“洗練”を同時に表現 photo©志摩大輔
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岡田宰 / 2id Architectsによる、愛媛の店舗「JINS 西条店」。ロードサイドの眼鏡店の計画。多店舗展開の建物への“地域性”と“土着性”の付与を目指し、エリア名産の“柿”で作られる“柿渋”を外壁に使用。
什器には合板と金属を用いて“カジュアル”と“洗練”を同時に表現 photo©志摩大輔
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岡田宰 / 2id Architectsによる、愛媛の店舗「JINS 西条店」。ロードサイドの眼鏡店の計画。多店舗展開の建物への“地域性”と“土着性”の付与を目指し、エリア名産の“柿”で作られる“柿渋”を外壁に使用。
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岡田宰 / 2id Architectsによる、愛媛の店舗「JINS 西条店」。ロードサイドの眼鏡店の計画。多店舗展開の建物への“地域性”と“土着性”の付与を目指し、エリア名産の“柿”で作られる“柿渋”を外壁に使用。
什器には合板と金属を用いて“カジュアル”と“洗練”を同時に表現 photo©志摩大輔
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岡田宰 / 2id Architectsによる、愛媛の店舗「JINS 西条店」。ロードサイドの眼鏡店の計画。多店舗展開の建物への“地域性”と“土着性”の付与を目指し、エリア名産の“柿”で作られる“柿渋”を外壁に使用。
什器には合板と金属を用いて“カジュアル”と“洗練”を同時に表現 photo©志摩大輔
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岡田宰 / 2id Architectsによる、愛媛の店舗「JINS 西条店」。ロードサイドの眼鏡店の計画。多店舗展開の建物への“地域性”と“土着性”の付与を目指し、エリア名産の“柿”で作られる“柿渋”を外壁に使用。
什器には合板と金属を用いて“カジュアル”と“洗練”を同時に表現 photo©志摩大輔
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岡田宰 / 2id Architectsによる、愛媛の店舗「JINS 西条店」。ロードサイドの眼鏡店の計画。多店舗展開の建物への“地域性”と“土着性”の付与を目指し、エリア名産の“柿”で作られる“柿渋”を外壁に使用。
什器には合板と金属を用いて“カジュアル”と“洗練”を同時に表現 photo©志摩大輔
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岡田宰 / 2id Architectsによる、愛媛の店舗「JINS 西条店」。ロードサイドの眼鏡店の計画。多店舗展開の建物への“地域性”と“土着性”の付与を目指し、エリア名産の“柿”で作られる“柿渋”を外壁に使用。
什器には合板と金属を用いて“カジュアル”と“洗練”を同時に表現 photo©志摩大輔
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岡田宰 / 2id Architectsによる、愛媛の店舗「JINS 西条店」。ロードサイドの眼鏡店の計画。多店舗展開の建物への“地域性”と“土着性”の付与を目指し、エリア名産の“柿”で作られる“柿渋”を外壁に使用。
什器には合板と金属を用いて“カジュアル”と“洗練”を同時に表現 photo©志摩大輔
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岡田宰 / 2id Architectsによる、愛媛の店舗「JINS 西条店」。ロードサイドの眼鏡店の計画。多店舗展開の建物への“地域性”と“土着性”の付与を目指し、エリア名産の“柿”で作られる“柿渋”を外壁に使用。
什器には合板と金属を用いて“カジュアル”と“洗練”を同時に表現 photo©志摩大輔
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岡田宰 / 2id Architectsによる、愛媛の店舗「JINS 西条店」。ロードサイドの眼鏡店の計画。多店舗展開の建物への“地域性”と“土着性”の付与を目指し、エリア名産の“柿”で作られる“柿渋”を外壁に使用。
什器には合板と金属を用いて“カジュアル”と“洗練”を同時に表現 photo©志摩大輔
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岡田宰 / 2id Architectsによる、愛媛の店舗「JINS 西条店」。ロードサイドの眼鏡店の計画。多店舗展開の建物への“地域性”と“土着性”の付与を目指し、エリア名産の“柿”で作られる“柿渋”を外壁に使用。
什器には合板と金属を用いて“カジュアル”と“洗練”を同時に表現 image©2id Architects
以下、建築家によるテキストです。
柿から生まれた「柿渋」を利用した外壁。時間と共に変化する地域性を取り込んだ空間
愛媛県西条市に位置する、アイウエアブランドJINSのロードサイド店舗の計画である。
本計画では、多店舗展開するロードサイド店舗としていかに地域性を持ち、土着的なアプローチでデザインできるかを考えた。
外壁には西条市の名産である柿から作られる「柿渋」を利用した。柿渋は古くから防腐・防水塗料として建築材料として使われている。日光が当たると、徐々に色が濃く変化していき、耐久性が向上していく。
時間の経過に合わせて建物の表情が少しずつ変化していき、長い時間を掛けて地域と共に歩んでいける、そんな建築を目指した。
外観は、窓面が彫り込まれたような形状とし、吸い込まれるように店内へ人々を誘導する。
山型に折り上った特徴な天井は、外壁の形態と呼応しつつ、開放的な店舗空間を作っている。屋外の風景を取り込み、連続性を持たせることで、ロードサイド店独自の屋内外の空間を感じられる空間体験(購買体験)を提供している。
什器には一般的にも馴染みがあるラーチ合板をメインの素材として使用した。ラフな質感を持つ素材と対比して、丁寧にデザインされたメガネがより際立つようにデザインした。素材感によって商品が手に取りやすい、カジュアルさを与え、一方で端部や角の処理、金物との組み合わせなどのディテールのデザインによって、同ブランドのもつ洗練されたデザイン性を同時に表現している。
■建築概要
所在地:愛媛県西条市
用途:店舗
建築デザイン監修・内装設計:2id Architects / 岡田宰、荒井隆太郎、石垣直将
植栽計画:緑演舎
照明計画:大光電機
内装施工:スペース
工事種別:新築
構造規模:S造1階
延床面積:186.3㎡
竣工:2022年11月
撮影者:志摩大輔 / adhoc