STUDIO MOVEによる、東京・文京区の「ライナフ 新社屋」。ブランディング観点での事務所の在り方の考慮という要望に、“理念としての建築”を軸に取組み企業ロゴや色等を空間設計に反映、企業概念が浸透したその会社らしいカタチの存在を目指す photo©exp 塩谷淳
STUDIO MOVEによる、東京・文京区の「ライナフ 新社屋」。ブランディング観点での事務所の在り方の考慮という要望に、“理念としての建築”を軸に取組み企業ロゴや色等を空間設計に反映、企業概念が浸透したその会社らしいカタチの存在を目指す photo©exp 塩谷淳
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STUDIO MOVEが設計した、東京・文京区の「ライナフ 新社屋」です。ブランディング観点での事務所の在り方の考慮という要望に、“理念としての建築”を軸に取組み企業ロゴや色等を空間設計に反映、企業概念が浸透したその会社らしいカタチの存在を目指しました。クライアントの公式サイトはこちら。
スマートロックを主軸とした不動産管理向けのシステムやアプリを開発し、今、急成長を遂げている株式会社ライナフ。
生活様式が日々変化していく現代で、それらを支える場所の仕組みが変わらないことに課題を置き、もっと居心地の良い場所へ不動産を導くことを目指しているベンチャー企業である。
東京都・御茶ノ水駅から徒歩10分圏内の立地への本社移転プロジェクトに、設計者として僕たちに依頼されたテーマは、ブランディングの観点からオフィスの在り方を考えてほしいということ。社会の変化に伴う新しい働き方を取り入れながらも、変革期を迎えた企業がこれから未来へ目指すべき方向性を示せるような場所、社員全員がチーム一丸となって次なるステージへ進んでいける場所にしたいということで、今回の計画では「理念としての建築」を軸にしている。
空間とは、身体に馴染みそれが当たり前になっていくことが理想である。数年後も数十年後も、ただそこには会社の概念が浸透しているということ。誰がどのようにということは重要ではなく、そこにその会社らしいカタチが存在していることそのものが理念としての建築であり、美しいことだと考えている。
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以下、建築家によるテキストです。
スマートロックを主軸とした不動産管理向けのシステムやアプリを開発し、今、急成長を遂げている株式会社ライナフ。
生活様式が日々変化していく現代で、それらを支える場所の仕組みが変わらないことに課題を置き、もっと居心地の良い場所へ不動産を導くことを目指しているベンチャー企業である。
東京都・御茶ノ水駅から徒歩10分圏内の立地への本社移転プロジェクトに、設計者として僕たちに依頼されたテーマは、ブランディングの観点からオフィスの在り方を考えてほしいということ。社会の変化に伴う新しい働き方を取り入れながらも、変革期を迎えた企業がこれから未来へ目指すべき方向性を示せるような場所、社員全員がチーム一丸となって次なるステージへ進んでいける場所にしたいということで、今回の計画では「理念としての建築」を軸にしている。
社名ライナフの由来は、Life×Enough。
新たなブランディングとしてロゴの変更とともに「7つのEnough」を掲げ、それらを体現できる空間を設計するために、7つの意味をもつスペースをゾーニングすることからはじまった。
1. プロフェッショナル:不動産事業のオーナーシップであること。仕事のためのコンセントレーションエリア(個人ブースの必要性)
2. リスペクト:すべての人に敬意を持つ。レセプションエリア(エントランス)
3. チームパフォーマンス:みんなは一つの目的のために。ミュニティエリア(リラックススペース)
4. 三方良し:売り手、買い手、社会のための情報を。スタジオエリア(スタンディング)
5. 情熱:本気の想いを伝えあう。ミーティングエリア(会議室)
6. 挑戦:新たな決断が事業を進める。デジタル・イノベーションエリア(ショールーム)
7. 価値の想像:探求を続ける場所(ハード開発デスク)
これら7つのスペースがロゴに内包されるようにコーポレートカラーである3つの要素「GREEN」「WHITE」「BLACK」としてルールを設けて、オフィスの表情が明確に現れることを目指した。
ロゴマークにはコーポレートカラーの他にも企業の信念が反映されている。常に前向きで、社員の心も業績も右肩上がりになること。この意思を空間にも介在させられるように、部屋が切り替わる建具には、ロゴの勾配と同じ角度の木材(集成材)を仕上げ材として採用。その建具を天井高いっぱいの2.7mまでの引きの伸ばすことで、前向きな右肩上がりを常に意識できるようにした。
空間とは、身体に馴染みそれが当たり前になっていくことが理想である。数年後も数十年後も、ただそこには会社の概念が浸透しているということ。誰がどのようにということは重要ではなく、そこにその会社らしいカタチが存在していることそのものが理念としての建築であり、美しいことだと考えている。
■建築概要
所在地:東京都文京区湯島
クライアント:株式会社ライナフ
設計:株式会社スタジオモブ
施工:株式会社セットアップ
竣工年月:2021年1月
撮影:exp 塩谷淳
建材情報種別 | 使用箇所 | 商品名(メーカー名) | 内装・床 | 床 | 塩ビタイル
人工芝
既存タイルカーペット
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内装・壁 | 壁 | 塗装
フレキシブルボード
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内装・天井 | 天井 | 既存のソーラトンの上塗装
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内装・照明 | 照明 | 既存
(遠藤照明)
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内装・家具 | 制作家具 | シナベニア+指定色塗装
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